FreeBSD(98) で Mate-X PCMを使う

2000.06.11 / CORY

 
X-Mate、Mate-Rで標準搭載しているWSS互換PCM音源(CS4231A)を、FreeBSD(98)で使えるようにします。この作業により、サウンドファイルの再生をFreeBSD(98)上からでも行うことができるようになります(^^)。
 
  1. カーネルの再構築
    GENERIC98(初期状態のカーネル)ではコメントアウトされている次の定義を有効にします。
    device  snd
    device  mss0    at isa? port 0xf40 irq 12 drq 1
    
    ちなみに、PC-9801-86互換音源(PCM音源のみ)を使う場合には nss0、Sound Blaster 16(98)はsb0、Blaster互換のジョイスティックポートはjoy0、サウンドボードにMPU-401互換機能が付いている場合はmpu0を、それぞれ有効にしてやります。
    カーネルの再構築については、こちらを参照してください。
     
  2. 再起動
  3. 新しいkernelがmss0を認識していることを確認
    (デバイスを認識していないと、MAKEDEVできません)
  4. % su
  5. # cd /dev
  6. # ./MAKEDEV snd0
    snd デバイスと同時に、mixer や dsp などのデバイスも構築してくれます。
     
    ここまで終わったら、mpg123などを使って音声ファイルを再生し、確認してみてください。

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更新日 : 2000年06月27日 ()