CORY's twilight zone | 98備忘録 (tips) | Windows 2000 を A: ドライブにインストールする

Windows 2000 を A: ドライブにインストールする

2001.07.20 / CORY

 
AT互換機用MS-DOS/Windowsの世界では当たり前になっている、FDDはA〜Bドライブ、その他はCドライブ以降という決まり事は、FDDを2ドライブしか搭載できないAT互換機での仕様です。
より自由な設計の PC-9800シリーズには通用しなかったのは御存知の通りですが……
それは MS-DOS と Windows 98 / NT 4.0 までの話でした。
 
と言いますのは、Windows 2000では、PC-9800シリーズでも、AT互換機と同様に、FDDはA〜Bドライブに強制的に割り当てられることになってしまいました(ただしアップグレードインストールでは以前のドライブ名が引き継がれます)
Microsoftが何を思ってこういう仕様にしたのかは知りませんが、C ドライブがHDDであると決めつけている、一部の行儀の悪いソフトウェアに配慮したのでしょうか。それとも、単に強制的にAT互換機の仕様に併合させられてしまったのでしょうか……詳しいことは知る由もありません。
 
しかし、今までの常識を、Microsoftの都合で一方的に覆されてしまっては、困る人も多いのではないでしょうか。もちろん、これを機会に、他のPC-98用Windowsも、/AT セットアップにしてしまう人もいるかもしれませんが、ここはやはり昔から慣れ親しんだ A ドライブから起動したいものです……少なくとも私はそうなんです(^^;。
 
そこで、試行錯誤の結果、Windows 2000 の新規インストール時にも、PC-9800シリーズらしいドライブ名にさせる方法を見つけました。乱暴な方法ではありますが、とりあえず、以下に紹介します。
 
 
  1. Windows 98(Win95でも可だと思われる)をインストール・起動しておきます。
  2. Windows 2000のCDを入れ、自動起動させます(もしくは \Setup.exe を実行します)
  3. アップグレードするかの問い合わせには、「いいえ」と答えます。
  4. インストールを開始し、新規インストールを選択します。
    ここで、詳細設定ボタンを押すと選択できる、ハードディスクにコピーする、パーティションを選択するの両方を選択されることをお勧めします(私がそうやったから、なんとなく(^^;)
  5. ファイルのコピーを始めますが、終わると勝手に再起動されるので、再起動されたらすぐに機械の前で待機してください。
  6. Win2kの起動メニューが表示されたら、すかさず "Microsoft Windows" を選択します。ここでの許容時間は5秒しかないので注意してください(起動してしまったら最初からやり直し。インストールを途中で止めて再起動してもダメです)
  7. ここからがポイント。Windows 98 の起動後、裏技的設定をします。
    インストール元HDDに、$WIN_NT$.~BT というディレクトリがあります。その中にある WINNT.SIF ファイルをテキストエディタで開き、次のように変更します。
     
  8. 再起動して、Windows 2000 のインストールを再開します。

ご覧いただければわかるように、Win9xからのアップグレード時にはドライブ文字が引き継がれる「機能」を応用したものです。しかも、HDDをFDDとして仮に認識させています。もちろん、インストール終了後には、HDDはHDDとして、FDDはFDDとして認識されるので使用上は全く問題ありません。
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